みんなの漆喰 〜施工例のご紹介〜

作品賞|リノベーションシェアハウス(2022年)

カテゴリー: マンション

「DIYできるシェアハウス」を作る

第22回準大賞を受賞したのは、東京都在住の四ツ屋さんを中心に大勢の方で作られたシェアハウス。 シェアハウスのコンセプトは「DIYできるシェアハウス」。 「住んでからDIYするのもいいけど、作る段階でもDIYをしていこう!」というオーナー様のお考えのもと、 工事前に入居者を募集し、SNSを利用して集まった住みたい5名と四ツ屋さんでDIY。 また地域の方やそれぞれのご友人も集まって、皆さんで力を合わせて、 築20年の空き家を、素敵なシェアハウスにリノベーションされました。

施工ポイント

個性豊かな思い出の壁

サクサク塗る人もいれば、ゆったりマイペースに塗ったり、塗り方も人それぞれ。 あの壁は私で、あの壁は友達で、と、それぞれの壁を手分けして仕上げたそうです。 難しかった点は、塗る前のマスキングテープを使った養生とのこと。 「養生が大事で、少しでも養生が浮いていると材料を押し込むと入ってしまう。 エアコン周りの施工が難しかったです」(四ツ屋さん) 皆さんで塗った感想は、 「うま〜くヌレールは、気軽に左官をしてみよう!と挑戦できるのですごくよかったです。 友人が遊びに来ると、あの壁みんなで塗ったよね!という話で盛り上がります。」とのこと。

施工後の効果

「漆喰が照明の光によって白っぽくなったり、(間接照明のような暖かみのある色の)電球色だとクリーム色に近づいたりと、照明によって色が変わって面白いです。あと、湿度による嫌な印象が少ない気がします。鼻につくようなニオイも無いです。観葉植物の背面の壁が壁紙でなく、漆喰壁でよかったなあと思います。」(四ツ屋さん)

お客様の声

今回、木造の空き家リノベーションでうま〜くヌレールを活用しました。木造の和室や柱の色と相性がとても良く、居心地の良いスペースが出来上がりました。左官してみよう!と気軽に挑戦できるところも、うま〜くヌレールの良いところですね。皆で壁を塗りながら、「こっちの方がいいね!」「いや、そっちの方が上手いね」という会話になりました。塗り手によって少し個性が出るのも面白いですね。

施工データ

施工場所:中古住宅内壁
使用色:クリーム色
使用量:18kg/20缶
施工人数:28〜30人
施工日数:約2週間