塗り方を学ぶ

土壁の補修

カテゴリー: 塗る

経年劣化や自然災害によって、傷んでしまった土壁や土蔵などの土壁のメンテナンスも、漆喰うま〜くヌレールを使ってDIY補修が可能です。

準備するもの

漆喰うま〜くヌレール困ったときのプライマー

漆喰にとって最適の浸透力、密着力を発揮するオリジナルのカチオン系プライマーです。下地の弱っている箇所を強化します。土壁補修をはじめ、漆喰DIYの現場で起こる「困った」や「不安」を解決する、漆喰塗りのための専用プライマーです。2倍希釈でご使用ください(1kg)。

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漆喰うま〜くヌレール厚塗り補修用

最大10mmまでの厚塗りが可能。壁の穴や隙間を自分で補修するための、厚塗り専用漆喰。塗り面積は5mm厚で約2.4㎡、10mm厚で1.2㎡です。容量5kg。

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漆喰うま〜くヌレール/漆喰うま〜くヌレールPRO

「困ったときのプライマー」と「厚塗り補修用」で壁を補修した後、「漆喰うま〜くヌレール」または「漆喰うま〜くヌレールPRO」で表面を美しく仕上げます。仕上げ材はお好みの色や仕上げ、質感等でお選びください。

その他基本の施工道具
ヘイ!ヌレールこて
厚塗り補修用の施工におすすめ。
うま〜くヌレールコテでもOKです。
うま〜くヌレールこて板
縁のソリが便利で初心者にも
扱いやすいオリジナルのこて板です。
うま〜くヌレール角こて
コーナー部分を塗る時に使用します
うま〜くヌレールテープ
欠損部の補強に使用します。
漆喰うま〜くヌレール しゃもじ&ゆびヘラ
材料を取り出すのに使用するしゃもじと、指にはめて使う細かい作業に便利なヘラのセット。
ゴム手袋
手に材料が触れることを防ぎます。
マスキングテープ
柱や廻り縁を汚さないようにします。
マスカーテープ
壁と床の境目を汚れないようにします。
シート
床が汚れないように広く養生します。

施工手順

1. 施工する壁の状態を確認する

下地の状態を確認してください。下地の劣化が激しく、剥がれてしまう状態の場合は、劣化部分をしっかりと除去します。手で触ってパラパラと細かい粒が少し落ちる程度の場合は、ほうき等で表面の脆弱部をしっかりと除去してください。

2.「漆喰うま〜くヌレール 困ったときのプライマー」を塗布する

施工箇所に「漆喰うま〜くヌレール 困った時のプライマー」を、清水で2倍に薄め(1:1)、刷毛またはローラーで全面に2回塗布してください。

※プラマーを塗る際は、事前にしっかりと養生を行ってください。

3. 剥がれや欠損部分を埋める

剥がれや穴などの欠損部を「漆喰うま〜くヌレール 厚塗り補修用」で埋めます。こては「ヘイ!ヌレールこて」または「漆喰うま〜くヌレールこて」をご使用ください。

10mm以上の段差、深さがある穴や欠損部に施工する場合は、一度に全部をうめず、1日以上あけながら数回に分けて埋めてください。この場合、3日以上乾燥させてから仕上げ塗りを行います。

欠損部を埋めたら、こてに力を加えて下地に擦り付けるようにして表面をならし、周囲との高さを合わせます。

4. 仕上げ材を塗る

補修した箇所が完全に乾燥していることを確認し、「漆喰うま〜くヌレール 仕上げ用」を2回塗って仕上げます。「漆喰うま〜くヌレール PRO 仕上げ材」で施工する場合は、専用下塗り材を塗って、完全乾燥をさせてから仕上げてください。

補修完了! 手をかけるほどに愛着の湧く我が家へ。

ただ直すのではなく、仕上げにもこだわることができる。これが漆喰DIYのいいところではないでしょうか? 手をかけて補修した我が家は、これまで以上に愛着の湧く唯一無二の存在になること間違いなし!

土蔵などの外壁の補修もOK!

今回ご紹介した材料と手順で、土蔵などの外壁の補修も可能です。気になっていたけど、見て見ぬ振りをしていたあの壁も、ご自身の手で補修してみませんか?