塗り方を学ぶ

道具の片付け方とちょっとした裏技!

カテゴリー: 片付け

壁を塗り終えて、達成感を感じているところ恐縮ですが、道具を片付けるまでが漆喰DIY。漆喰が付着したまま放置してしまうと、漆喰が固まってしまい次に使うときに苦労しますし、場合によっては使い物にならなくなってしまうかも! ここでは私たちが実際に行っている道具の片付け方や、塗る前のちょっとした工夫をご紹介します。

道具は水洗いOKです!

残った材料は容器に戻す

こてやこて板に残った漆喰うま〜くヌレールは、固まっていなければまだ使えますので容器に戻します。戻した後は、製品に付いていたラップフィルムを密着させ、極力空気に触れないようにして保管してください。保管の際は凍結に注意しましょう。

道具は溜めた水とタワシで洗う

道具についている材料は、バケツなどに溜めた少量の水とたわしで擦り洗いします。流水で洗ってしまうと、材料の塊が排水に流れ込んでしまうので避けます。

洗浄後の水の捨て方は注意が必要です!

道具を洗った後のバケツの中には、道具に残っていた材料が沈殿しています。これらをまとめて排水溝に流してしまうと、詰まりなどの原因になってしまうので、分別して処分しましょう。上水は排水溝に流し、沈殿した材料は燃えないゴミとして廃棄してください。

プロの左官もやっている、こて板を汚さない裏技!

新築住宅や屋外での施工のように、水が豊富に使えない場所での施工にもおすすめです。

養生テープをこて板に貼る!

裏技には養生テープを使用します。こて板の長さよりやや長めにカットした養生テープを、少し重ねるようにして全面に貼ります。こての進む方向から貼り重ねていくと、材料をすくう際にこてがスムーズに動かせます。

はみ出たテープは持ち手側に折り返します。

このように全面を覆えば完成です。養生テープの上に材料をとって、通常と同様に作業を進めます。

施工後はテープを剥がすだけ!

作業が終わったら養生テープを剥がして捨てるだけ。こて板を洗う手間を短縮できる裏技です。

道具は速やかに片付けるのが吉!

以上が道具の片付け方になります。冒頭でもお伝えしましたが、漆喰は乾くと硬化してしまいます。こうなると後から水をかけても元には戻りません。施工後は速やかに道具を洗うのが一番簡単な片付け方であり、道具が長持ちする秘訣でもあります。施工前に片付けのこともしっかりインプットして、無駄のない漆喰DIYをお楽しみください。