漆喰コラム

調湿性

カテゴリー: 漆喰の機能性

漆喰うま〜くヌレールには「調湿性」の効果があります。
湿度が高い時にはお部屋の湿気を吸収し、湿度が低い時には湿気を放出して、
お部屋の湿度をちょうどいい湿度に保って快適なお部屋にしてくれます。
本当に漆喰に調湿性はあるのでしょうか?2つの実験を行ったので、動画で詳しく見てみましょう!

壁紙との比較実験①ボックス内の湿度変化実験

1つ目の実験では、当社漆喰を塗ったボックスと一般的なビニールクロスを貼ったボックスの中に、同量の熱湯100mlを入れて1時間後の湿度と温度を計測しました。

実験を開始すると、壁紙を貼ったボックスは次第に結露が発生しましたが、漆喰を塗ったボックスは変化が見られませんでした。そして計測して1時間後、漆喰を塗ったボックス内の湿度は71%、一般的な壁紙を貼ったボックス内の湿度は90%と、19%の湿度の差が発生しました。

壁紙との比較実験②吸水実験

2つ目の実験では、壁に見立てた板に、それぞれ同系色のビニールクロスの壁紙と当社の漆喰を塗り、吸水の違いを実験しました。

どちらにも同じ量の水を吹きかけた結果、当社の漆喰を塗った板は、水を壁が吸水し、下まで垂れることがありませんでした。また触ってもサラサラとしていて、紙をつけても水が付くことがありませんでした。
一方、壁紙を貼った板は、水を弾き、水滴が下まで垂れてしまいました。また紙をつけると水滴が多く紙に付着しました。この結果から、漆喰の壁は吸水するということがわかりました。

☆液体のシミは、すぐに対処すれば落とすことができます。中性洗剤を含ませたメラミンスポンジで擦ったり、液体塩素系漂白剤、いわゆるキッチン用の漂白剤を染み込ませて擦ると落とすことができます。

調湿性のヒミツ

調湿性のヒミツは壁に開いた「穴」です。漆喰の壁は多孔質で、目に見えないたくさんの穴が開いています。この穴から湿気を吸ったり吐いたりして湿度を調節しています。これによって、漆喰壁のお部屋はいつでも快適に過ごせるのです。

結露でお困りのお部屋や、乾燥が激しいお部屋の壁には、ぜひ漆喰をご検討ください。