お知らせ

古壁の上に塗るとアクやシミが出るのでは? シーラーは不要ですか?

古壁の上に漆喰うま~くヌレール(仕上げ用)を塗った際、材質によってはアクやシミがでる場合があります。しかし、これは以下の方法で消えますので、シーラーを塗らなくても大丈夫です。

  • 古壁の上に、漆喰うま~くヌレール(仕上げ用)を1回薄く塗ってください。1時間ほど経過すると、材質によっては赤茶色や黄色いアクやシミの出る場合があります(ひどく出る場合もありますが、驚かないでください)。これは古壁に含まれる成分や古壁に付着したタバコのヤニ、線香あるいは炭によるものです。
  • アクやシミが出た場合は、最低1日以上乾燥させます。その後、その上に再度漆喰うま~くヌレール(仕上げ用)を塗って完成です。これで、大半のアクやシミは消えます。ただし、下の写真のように炭がべっとり付着していたり汚れがひどい場合は、2回塗りでもアクやシミが消えないことがあります。その場合は恐縮ですが、2回目塗りの翌日以降に再度塗り重ねてください。
土壁の表面がまったく見えないほど、べっとり黒いススが付着した壁。この上でも、白色の【仕上げ用】を2回塗りすれば、わずかに黄ばむ程度となり、3回塗りすると真っ白になりました。